葬儀/法事/納骨堂
あなたとあなたの大切な人のために
葬儀のご案内
―葬儀とは―
葬儀は亡き人との別れをとおして、故人の生涯を尋ねるとともに、 ”私”もまた死にゆく者として、生きる意味を問われる大切な場です。
亡き人の頬にふれ、その手に触れる冷たさこそが、“いのち”そのものの無常を教えてくれ、「生」に執らわれ、「死の」現実から目を逸らせがちな私たちに、“生きていることの尊さ”と“亡き人の想い・願いを受け止めていく”、それが仏教の葬儀です。
―葬儀のご相談―
初めてのことで誰に、何を相談していいかわからない。
身近な方が亡くなられた時、突然のことで戸惑う通夜・葬儀の手配。
今お困りの方も、これから先に備えておきたい方も、妙延寺では葬儀社の紹介や葬儀場所・費用面含めてお悩みのご相談受け付けております。家族葬、自分らしい葬儀をしたいなど、どのような葬儀も対応いたしますのでお気軽にご連絡ください。
―お寺でお葬式―
葬儀の会場として、お寺を使うことができます。
葬儀社の会館使用の葬儀ではできない、荘厳で格調高い雰囲気で執り行うことで、大切な人を偲びながら、故人を安心してお送りすることができます。また、過剰な祭壇設営の必要もなく費用を抑えて厳格な葬儀が、少人数の家族葬から100名程度の一般葬まで対応できます。自分らしい葬儀を生前相談したいなど、お気軽にご相談ください。
会所となる本堂・門信徒会館は、空調・照明・椅子席、そして、スロープを備えて車椅子の方も安心して参列できます。
法事のご案内
―法事(年忌法要)とは―
私たちが行う法事と言えば、亡き人の命日をご縁に勤める年忌法要を考えますが、葬儀や満中陰(四十九日)も仏法の集いですから法事となります。
浄土真宗の法事は、亡くなったご先祖様に向けて行われる追善供養という考え方でなく、亡き人を偲びながら、亡き人が私たちに残してくれた大切な仏縁として、いま生きている私たちのために行うものです。
やがて死ぬ私たちがなぜ生きるのか、普段忙しい毎日を過ごしている中でも厳粛な法事の縁に触れることで、生きて行く上での「苦(じぶんの思うどうりにならいないこと)」、やがて訪れる死を思い、その中で心豊かに生きていくことを教えてくれているのが仏教であり、そのご縁が仏事です。
故人が残してくれたご縁を通して、「私のために」として仏法を聞くことが大切です。
―年忌法要―
年忌法要は、没年から数えて定められた年に執り行う法事を年忌法要と言います。
亡くなられてから49日目に満中陰法要を行い、亡くなった年を1年目をとし、1年目に1周忌、2年目に3回忌を行います。
1周忌(1年目)→3回忌(2年目)→7回忌(6年目)→13回忌(12年目)→17回忌(16年目)→25回忌(24年目)→33回忌(32年目)→50回忌(49年目)
―法事のご相談―
妙延寺では、ご法事のご依頼を受け付けております。
一般的な法事では、お坊さん2人で「浄土3部経」をおつめいたします。所用時間は、途中休憩・法話を含めて約2時間ほどです。
昨今、各家族化や住宅事情などにより、参列者の人数を減らした略式の法事をお勤めする場合もあります。参列者の人数・お勤め時間など、ご要望をお聞かせいただければご要望に沿う形でお勤めいたします。門信徒の方でなくても、お気軽にご相談ください。
―お寺での法事―
お寺の本堂で法事を勤めていただくことができます。ご自宅では法事が難しい方、都会から帰省されて法事を勤められる方、厳格な本堂を使用して法事を行いたい方など、ご利用ください。
会所の準備はお寺で行います。法事の当日に、位牌とお写真(遺影)、お供え、納骨前であればご遺骨を持参ください。法事後のお食事は、門信徒会館をご利用いただけます。
お供えやお料理は、お寺でも手配可能です。お気軽にご相談ください。
会所となる本堂・門信徒会館は、空調・照明・椅子席、そして、スロープを備えて車椅子の方も安心して参列できます。
◆法事での施設使用料
法事のみ:本堂使用料→1万円(お花代・蝋燭料・会所料含む)
法事+お食事:本堂+門徒会館の使用料→1万5千円(お花代・蝋燭料・会所料含む)
施設の詳細は施設紹介ご覧ください
納骨堂のご案内
―納骨堂のご案内―
納骨堂は、屋内にある“新しいお墓の形”で寺院の責任において永代に供養していきます。
門信徒の方でなくてもお申し込みできます。
納骨堂はこのような方にお勧めです
1、 お墓が不便なところにあり、お墓を便利な所に移転したい
2、 お墓が複数・異なる場所にあり、お墓(お骨)を一箇所に集めたい
3、 お墓の継承者が遠隔地におり、お墓の管理ができない
4、 お墓を守る継承者がいない
5、 新たに墓地を探しているが、便利な墓地入手も困難で費用も高額
核家族という家族制度の変化や少子化の進行などの社会環境の変化により、お墓の維持・管理が難しくなってきています。そのような社会環境の中で納骨堂は、お寺が責任をもって永代供養しますので安心して預けることができます。
妙延寺納骨堂は、
・納骨堂は本堂に面し、灯火窓設けた由緒ある寺院建築様式の木造1F建です。
・納骨堂の正面にスロープ・手摺りを設置して、高齢者の方や車椅子の方もお参りし易い造りです。
・お骨を納める場所は、個別納骨壇と合同供養壇の2種類もうけております。
・納骨堂の正面玄関は午前8時ごろ〜午後5時ごろまで解錠していますので、いつでもお参りいただけます。
―納骨堂概要―
―個別納骨壇―
個別納骨壇は、耐食性アルミニウム合金の使用によって、四季の湿度・温度の変化に影響されず、サビや害虫の被害は皆無です。
表面は、ソフトで光沢のある漆調仕上げです。
倶会一処(皆、等しく阿弥陀さまの極楽浄土に往生する)の教えより、納骨壇は大小差を設けず同じ種類の大きさで統一しています。 納骨壇一区画には、お墓に納める骨壷(4寸の場合)が2段に10基納めることができ、家族・ご先祖様一緒にご納骨して頂けます。
扉には、施主様のお名前が入れられます。
扉に鍵が付き、鍵は施主様に1個お預けします。 ※予備の鍵は、お寺で保管します。
◆個別納骨壇使用料
①一区画の永代使用料:25万円
②納骨永代懇志(ご納骨時):10万円以上/基(骨壷)
※墓じまいなどでお墓のお骨を納骨壇にまとめて納骨する際の納骨永代懇志は、1基(骨壷):10万円以上、2基(骨壷)以上:20万以上
③管理費:1千円/年(お骨の納骨以前は、管理費はかかりません)
―合同供養壇―
合同供養壇は、阿弥陀さまのご縁のもと、皆さんのお骨を同じ場所に納める壇です。
分骨納骨から、大きな骨壷まで納めることができます。
◆合同供養壇使用料
合同供養壇は、納骨堂正面 阿弥陀さま(須弥壇)の下に設けております。①骨壷(4寸以上〜)を納める場合の納骨永代懇志:10万円以上/基(骨壷)
②分骨を納める場合の納骨永代懇志:5万円以上/基(分骨用骨壷)
③管理費:1千円/年